2010年12月4 - 5日に NPO法人 日本スタビライゼーション協会 主催の
トレーニングカンファレンス2010が開催されました。

1日目は、「センソモータートレーニング 〜コンディション効果とコオーディネーション効果〜 」をテーマとして
全日本リュージュチーム強化コーチ(JOC)や一橋大学客員教授など、多くのチームや大学において指導されている
ハロルド・ポルスター氏の講義が行われました。

コオーディネーション能力とコンディション能力(力・持久力・スピードなど)の中間に位置する
センソモータートレーニングは
1.身体各部のコオーディネーションや筋間コオーディネーションおよび全身体コオーディネーションの改善
2. バランス能力および推進能力の改善
3. 最大力と爆発力の増大
4. 筋アンバランスの補整

5. 筋と関節における故障頻度の削減
などの効果があり、バランス能力や分化能力、連結能力などの向上に
効果的なトレーニングであるということを解説いただきました。


2日目は、安光 達雄 氏(NPO法人日本スタビライゼーション協会 スーパーバイザー)による
スタビライゼーションとドラウタビリティの実技講習が行われました。

ドラウタビリティは、論文としても 『 スポーツパフォーマンス研究 』 (鹿屋体育大学) において掲載され
エビデンスも構築されているトレーニングメソッドです。
指導者の知識のみにたよる動作だけのトレーニング法ではなく
自分自身で考えて動作を行うドラウタビリティに、参加者は戸惑いながらも、とても楽しそうに行っていました。

 
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